おはようございます。じゃそです。
過去ダンスバトルにたくさん挑戦してきたじゃそですが、最近になってまた挑戦したいなと思い、「Re:raise」というハウスダンスのダンスバトルに挑戦しています。
参加される方の中には、ハウスダンスをやっている方なら多くの方が知っている現役バリバリのプロの方もいる中で、若手のダンサーがどんどん活躍しているのを見て、自分も今のダンスに甘んじず、でていこうと思いました!
この記事では、そもそもダンスバトルってどんなものなのか、どんな種類があるのかをご紹介します。過去学生時代に優勝した経験もあるじゃそが考える勝ち方や心構えについても、ご紹介しようと思います。ダンスバトルの魅力を知って、ぜひチャレンジしてみてください!
ダンスバトルとは?

まずは、ダンスバトルについて、再度おさらいしておきましょう!パリオリンピックでも、ブレイクダンスが種目として、採用されていたこともあって、知っている方も多いかと思いますが、、、!
ダンスバトルの起源
ダンスバトルの起源は、1970年代のアメリカ・ニューヨークのブロンクス地区に遡ると言われています。当時、治安の悪化や暴力が蔓延しており、血が流れ、命を落としてしまう方も多くいたそうです。
そこで、若者たちは争いを避けるための手段としてダンスバトルを始めました。特にブレイキン(ブレイクダンス)は、ストリートでの即興ダンスとして発展し、音楽と一体となった表現が求められるようになり、音楽のリズムに合わせて即興で踊り、技術や創造性を競う場として、次第に大規模なイベントへと成長していきました。
ダンスバトルの魅力
ダンスバトルの魅力は、なんといっても、その即興性と表現力にあります。ダンサーたちは音楽に合わせてその場で動きを創り出し、個性や技術を競い合います。ショーケースのように長い時間をかけて作られるものとは違い、ダンスバトルの即興性は、予測不能な展開で、観客を引き込みます!
また、ダンスバトルはコミュニティ形成の場でもあり、共通の情熱を持つ人々が集まり、互いに刺激し合うことで、技術の向上や新たな友情が生まれる場です。じゃそも、ダンスバトルのイベントから知り合って、一緒にショーケースをしたり、お酒を飲んだりする仲になったダンサーさんもたくさんいます!
ダンスバトルの種類:多様なスタイルを楽しもう!

そんなダンスバトルですが、パリ五輪のような、1対1でステージ上で戦うものあれば、複数人対複数人で戦うもあります!ここでは一般的なダンスバトルの種類について、紹介します。
1on1ダンスバトル
1on1ダンスバトルは、1対1で向かい合って、自分のダンスをぶつけ合うものです。The 勝負というような感じですね!勝敗は、ジャッジと呼ばれる審査員の方が行うものや、観客の歓声や挙手で決めるオーディエンスジャッジなどが一般的です。
じゃそは、このタイプのダンスバトルが一番熱くなれるので、好きですね!目の前のダンサーをリスペクトしつつも、「自分の方が良いダンスできるんだぜ!」っていうのを見せられるのが、1on1ダンスバトルのいいところだと思っています!
クルーバトル
クルーバトルは、複数人対複数人で戦うダンスバトルです。Crewという英単語から来ており、信頼し合っている仲間と共に勝利を目指していくのが、特徴です。
1on1のときは、自分自身のダンススキルだけで戦うのですが、クルーバトルになると仲間と一緒に踊るルーティンや1回のムーブの中で交代するスイッチなど、チームワークも求められてきます。
たまーにですが、こういったバトルに友達と出たことがありますが、やっぱり一緒に戦う仲間がいるって安心しますし、勝っても負けても共感できるっていうのはいいものですね!
サイファー
サイファーは、バトルの参加者が輪になって踊る形式です。バトルの参加者が100人などになると、それを1対1でみていると大変なので、予選としてこの形式が使われることが多いです。
踊る順番が決められていることもありますが、じゃその個人的な感覚では、順番が決められず自分のタイミングで踊る方が多いかなって感じです。
サイファーは、その輪になっている人の中から、何人かが選ばれて次に進めるというのが多く、複数人のダンサーと比較されて決められるので、結構大変です。。。じゃそが最近挑戦している「Re:raise」というバトルも、この形式で予選が組まれます。
ダンスバトルでの勝ち方は?

ダンスは自分を表現すればいいと思い、ダンスバトルも自分らしさを出すのが第一だと思っている方も多いのかもしれません。しかし、ダンスバトルも戦いです。他のスポーツのように戦い方や戦略というのは、どうしても必要になってきます。じゃそが思うダンスバトルで勝つために必要なことを3つ紹介します。
技術的なスキルの向上
まずは、技術的なスキルの向上。実際じゃそは、これが一番重要だと思っています。じゃそのやっているハウスダンスで言えば、ステップや動きが相手に伝わるように踊れているのかというところになるかと思います。
あとは、ステップといっても、足の置く位置や体の向きで、バリエーションをつけることができます。一つのステップをどれだけ突き詰めて考えられているのかも、スキルの向上には必要かもしれません!
自分の踊りを鏡で見てみる、動画に撮って見てみる、他の人に見てもらってアドバイスをもらうなど、何度も何度もフィードバックをして、スキルを磨いていきましょう!
ダンスも運動とじゃそはとらえているので、上手くなりたい方はこちらの記事もぜひ見てよんでみてください!
音楽との一体感
続いては、音楽との一体感です。ダンスって運動としてとらえているとじゃそは言ったのですが、じゃあ自由に動いているだけでいいかといったら、そうではありません。
「音楽があって、それに合わせて動く、それがダンスがである」 By じゃそ
それらしいことを言いましたが、音が先にあって、ダンスが後にあるとじゃそは思っています。音に合っていなければ、それはダンスとは呼べないし、ずっと同じリズムで踊っていたら、それはその曲で踊らなくてもいいということです。
ダンスバトルは即興で踊るので、初めて聴く曲も出てくるでしょう。そうなったときに、今かかっている音楽をどのように解釈するかというのが大切です。音楽の理論を知ろうということではなく、ドラムの音があって、ギター、ベース、ボーカルのように音楽を分解して、それをどう取って表現するのかを考えていくことが大切です。
緩急とキラームーブを身につける
これは、じゃそもまだまだ勉強中のところですが、ダンスのムーブに緩急をつけ、ここぞというときの必殺技「キラームーブ」を入れるというのも、ダンスバトルで勝つ上ではとても重要です。
音楽を聴いていると、イントロがあって、Aメロがあって、サビが来て、Bメロが来てというように、1曲3分~4分の中でいろいろな展開がありますよね。ダンスは1ムーブが30秒〜1分程度なのですが、この短い間にも、展開を作るのが重要です。
「人間の集中力は7秒しか持たない」と岡田斗司夫さんが言っていたのですが、本当にそう思います。じゃそはダンスバトルのジャッジをしたことがありますが、同じテンションや同じ取り方のダンスを長い間見せられると、ちゃんと見ているのに頭がぼーっとしてくるんです。
じゃそのメインのハウスダンスで言うと7秒は大体2エイトくらい。音楽で言うと4小節ってなるんですかね。そこで展開を変えて、ダンスに緩急をつけないといけないわけです。
そしてキラームーブという必殺技ですが、例えばYoutuberの動画を見ていても、ここぞというとこに、「ドドンッ!!」という効果音が入りますよね?あんな感じです!その人しかできない凄いことをするのもそうですし、他のスポーツの動きを参考にしたりするのもいいかもしれません。自分だけのキラームーブを見つけて見てください!
ダンスバトル「Chase vol.1」は初心者も大歓迎!

じゃそが所属するMaster Mindというコミュニティで新しくダンスイベントを企画しています!Master Mindは、横浜を拠点として、「いくつになっても、誰でもダンスを楽しんでいいじゃないか!」という思いで、活動しています。
2年前からショーケースのイベント「Pas De Bourree」を開催してきましたが、今回はバトルイベントを開催します。オールジャンルのフルトーナメントのバトルとなっており、ダンスバトルにこれから挑戦してみたいという方も、募集中です!
ダンスバトルは怖いと感じてしまう方もいらっしゃると思いますが、そこはMaster Mindのコンセプト通り、誰でも楽しめるアットホームなイベントにしていきます!とはいっても、ダンスバトルなので、熱いところももちろんそのままに!
エントリーはEnter The Stageから、受け付けておりますので、ぜひご覧ください!
まとめ:ダンスバトルで新たな自分を発見しよう!
ここまで色々話してきましたが、ダンスバトルは自己表現と成長の場として最適です。即興で音楽に合わせて踊ることで、技術だけでなく創造性や感情を表現し、観客や他のダンサーとの絆も深まります!
挑戦すれば、悔しい思いもたくさんすると思いますが、その中で一歩一歩着実に歩んでいけば大丈夫です!また、同じ情熱を持つ仲間と出会い、コミュニティも広がります。
じゃその所属するMaster MIndのダンスバトル「Chase」へのご参加もお待ちしております!