「頑張らなきゃ。」
気づいたら、頭の中でずっと鳴っている言葉。
休んでいるときも、うまくいっていないときも、
ときにはうまくいっているはずのときでさえ。
・もっとやらないといけない気がする
・止まったらダメな気がする
・楽になると、どこか後ろめたい
そんな感覚を抱えながら、今日まで来ている人も多いと思います。
もし今、
「ちゃんと頑張っているはずなのに、ずっとしんどい」
そんな感じがあるなら、一度だけ立ち止まって聞いてみてほしいんです。
その「頑張らなきゃ」は、どこから来ていますか。
ここでは、
努力がいつの間にか「我慢」になってしまうときに、
頭の中で何が起きているのかを、静かにほどいてみます。
もしかして、こんな状態かもしれません
- ちゃんと頑張っているはずなのに、ずっとしんどい
- 少し休むと、罪悪感が出てくる
- 我慢できない自分は弱い気がする
- 「努力=つらいもの」になっている気がする
もし、この中にひとつでも引っかかるものがあったら、
それはあなたが怠けているからでも、甘いからでもなくて、
努力の形が「我慢」に寄りすぎている状態なのかもしれません。
多くの人は、
「もっとやらなきゃ」「まだ足りない」「止まっちゃダメ」
という感覚を、疑うことなく抱えたまま生きています。
でもその状態って、意外と長く続けられるものではなくて、
あるときから「頑張る=自分を削る」感覚に変わっていくことが多いのかなと思います。
「頑張らなきゃ」が無意識に出てくるのはなぜ?
「頑張らなきゃ」と思ってしまうのは、
あなたの性格というより、身についた回路みたいなものだと思います。
学校、部活、会社、社会。
- 耐えた人が評価される
- 続けた人がえらい
- 弱音は控えめに
- 結果が出ないなら努力不足
そういう空気の中に長くいると、
「しんどい=ちゃんとやっている証拠...」
みたいな感覚が、いつの間にか体に入ります。
すると、
本当は迷っているだけなのに
本当は立ち止まりたいだけなのに
本当は別の選択肢を考えたいだけなのに
それ全部が、
「自分は頑張れていない」に変換されてしまう。
だから「頑張らなきゃ」は、
意思というより反射に近いことも多いです。
努力が“我慢”に変わるとき、起きやすいこと
努力が我慢に寄ってくると、
だいたいこんな変化が起きます。
- 何のためにやっているのか分からなくなる
- やめる/変える、という選択肢が見えなくなる
- できていない所ばかりが目につく
- 頑張っているのに、自分を好きになれない
行動はできているのに、
納得感や意味が、だんだん抜けていく。
その結果、
「もっと我慢しなきゃ」
「もっと耐えなきゃ」
に更新されていく。
ここまで来ると、
努力は前に進む力というより、
自分を動かすためのムチになっていきます。
しんどさが増えていくのは、
かなり自然な流れです。
必ずしも、努力=我慢じゃなくていい
同じことをしていても、
- 自分で選んでいる
- 意味を感じている
- 納得して引き受けている
- 手応えや興味がある
こういう要素があると、
しんどさの質はかなり変わります。
もちろん、大変さがゼロになるわけではないけれど、
「耐えるだけ」とは違う感覚になります。
努力って本来、
- 向き合う
- 試す
- 育てる
- 探す
- 続けてみる
みたいな幅があって、必ずしも「我慢」に限定されるものではありません。
「努力=我慢」しか選択肢がない状態は、
努力の定義が、かなり狭くなっている状態でもあります。
その「頑張らなきゃ」は、誰の声か
もし余裕があれば、
答えを出さなくていいので、
自分にこう聞いてみてほしいです。
- それは、何を失わないための頑張りですか
- 誰の期待を守ろうとしていますか
- それをやめたら、何が怖いですか
- 本当は、どうなれたら少し楽そうですか
「頑張らなきゃ」が強いときほど、
その奥に、不安・恐れ・責任感・過去の経験が
絡まっていることが多いです。
努力の話をしているようで、
実は安心の話をしていることもあります。
自分を「頑張らなきゃ」から解放する特等席
「頑張らなきゃ」と頭が冴えて眠れない夜は、物理的に自分を包み込んであげることが大切です。この「ふわとろウェイトブランケット」は、適度な重みで抱きしめられているような安心感を与え、緊張した心を解きほぐしてくれます。今日くらいは、思考を止めてこの感触に溺れてみませんか?
※心地よすぎて、明日の「頑張らなきゃ」を忘れてしまうのでご注意ください。
少し前に進むためのヒント
ここから急に考え方を変えたり、
頑張り方を全部入れ替える必要はありません。
「努力=我慢」になっているときは、
だいたい心も体も、もう十分がんばっています。
なのでここでは、
しんどさを増やさずにできることだけ置いておきます。
① 「我慢している部分」を一つだけ見つける
まずは変えなくていいので、
- 本当は嫌だけど続けていること
- やめたいと言えずに抱えていること
- 「普通はこうだから」と飲み込んでいること
を、一つだけ書き出してみてください。
解決しなくて大丈夫です。
見える形にするだけで、努力は「我慢」から「扱えるもの」に変わり始めます。
② 「選んでいる部分」があるか探してみる
次に、その中に少しでも
- 自分で決めた
- 守りたいものがある
- 意味を感じている
- 嫌いじゃない部分がある
がないかを探してみます。
ゼロでも問題ありません。
もし少しでもあれば、
努力はすでに「我慢100%」ではなくなっています。
③ 行動を変えるより、条件をゆるめる
努力が苦しいときほど、
「もっと頑張る」「やめる」の二択になりがちです。
でもその前にできることがあります。
- 頻度を減らす
- 時間を短くする
- 一人でやらない
- 目的を一つに絞る
- 休み時間も入れる
努力そのものを壊さなくても、
やり方の条件をゆるめるだけで、努力の質は変わります。
④ 「これ以上我慢しなくていい線」を決める
すぐにできる、とても小さなヒントはこれです。
これ以上は我慢しない、というラインを一つ決める
- 睡眠は削らない
- 体調が悪い日はやらない
- 人に当たられる場所には長くいない
- 週に一度は何もしない時間を入れる
努力を続けるためにも、
我慢に上限を作ることは、とても現実的な前進です。
ここまで全部やらなくていいです。
ひとつ読んで、
「これならできそうかも」と思うものがあれば十分です。
前に進むって、
気合を入れることより、
自分を削らずに動ける形を探すことのほうが多いです。
最後に|静かな相談室として
努力が苦しくなっているときって、
「もっと頑張る方法」よりも先に、
いま何が絡まっているのか
をほどく時間のほうが、大事なことが多いです。
ここは「静かな相談室」です。
正解を出す場所ではなく、
気持ちと考えを並べてみる場所です。
もし今、
- 頑張らなきゃと思い続けて疲れている
- 努力の仕方が分からなくなっている
- やめたいのか、続けたいのかも分からない
そんな状態なら、
まとまっていなくても大丈夫なので、話してもいいです。
書きながら一緒に整理する、
そのための場所として置いています。


